QOLスクール&Labo
フェールマヴィ

2023年02月14日

受験生必読！反復演習がなぜ必要なのか？脳を味方に（アロマテラピーインストラクターより）

【アトリエ（自宅サロン含む）のひとこま】 【アロマ関連】

アロマテラピーインストラクターの
資格試験が来月に迫り、

生徒さんたちは、今、
勉強に励んでいらっしゃいます。

アロマの勉強って
精油のことを勉強するだけでなく、

身体の解剖生理についても学びます。

身体の大切な器官に「脳」が
ありますが、

その脳は、「必要な情報」、

「必要でない情報」を判定しています。

どこで判定しているかというと、

脳にある「海馬」というところ。

「必要な情報」と判定されたものだけが
大脳新皮質に送られ、保管されます。

この長期記憶で情報を蓄えるのに
相当なエネルギーを消費します。

そのため、海馬が絶えず、
情報の取捨選択と消去を
行っています。
（右から入って左に抜けるぐらいの
スピードで。）

だから、試験勉強で
「全然覚えられな〜い！」というのは
ある意味、普通なのですよ。

海馬は、覚えることより、
忘れることが得意なんです。

アロマの勉強でも出てきた
記憶を司る「海馬」

ここで、その仕分け作業（情報の取捨選択）が
行われています。

その仕分け作業は、
私たちの意思とは関係なしです。

では、何を仕分けの
「ものさし」にしているか？

それは、「生命存続における価値」です。
（これは生きるために必要というぐらい
のもの）

↓

何度も何度も同じ情報が入ってくると、
おっ、これは重要なことに違いない。
こんなに何度も入ってくるのだから、
生きるために必要なんだ。

こんな風に海馬が判断します。

すると、長期記憶へ情報を保管してくれます。

何度も繰り返し、勉強する
反復演習が必要なのは、

海馬への働きかけです。

情報の洪水にある中で、
海馬は、エネルギー消耗して大事な「ものさし」が
鈍らないように、取捨選択に大忙し。

その他の洪水のような情報と
一緒に消去されないように、

「これが大事なんだよ」って
繰り返し、繰り返し
インプットしましょう。

受験を控えたお子さんをお持ちの方は、
そんな脳のメカニズムを理解して
接してあげて、
勉強スケジュールを見てあげたり、

高校、大学受験のような大きなお子さんだったら
脳に支配される自分ではなく、
（脳は、快楽が好き）

自分で自分の脳を使う、
よりよくやっていく術を教えてあげてください。

大人も子供も受験生がんばれ！！

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