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2022年12月17日

ジュニパーベリーとジン

【アトリエ(自宅サロン含む)のひとこま】

アロマテラピーインストラクターレッスン風景

アロマテラピーインストラクターコースレッスンの1コマで、
ジュニパーベリーという精油のプロフィールの学びの時、
お酒のジンの話になりました。

 

ジンとは?


世界4大スピリッツとされる、
ウォッカ、テキーラ、ラムそしてジンです。



ウイスキーや焼酎もスピリッツですが、
ウイスキーはその生産量の多さから
独立したジャンルと見なされ、


 

焼酎は日本国内での流通が主流なことから、
「世界〇大スピリッツ」には、いれないのだそうです。


 

(スピリッツとは、
醸造酒からアルコール分を蒸溜して
つくられる蒸溜酒のこと。
醸造酒よりもアルコール度数が高い。)


 

ベースとなる大麦やライ麦、トウモロコシなどの
穀物を原料とした蒸留酒に、
ジュニパー・ベリーをはじめとした
香草・薬草類を加え、再蒸溜して造られるお酒。

 

香草・薬草類は「ボタニカル」と呼ばれ、
その種類は非常に幅広く、メーカー独自の香りや風味を持った
ジンを提供しています。

 

ジンの起源





もともとは、現代の飲んでたのしむお酒でなく、
薬用酒として開発されたと言われています。

1660年頃、オランダの医学教授であるシルヴィウス博士が、
アジアなど植民地における熱病対策に利尿剤として開発したもの。

 

その製法は、利尿効果のある薬草として知られていた
ジュニパー・ベリーをアルコールに浸した後に、
蒸溜するというものでした。

ジュニパー・ベリーのフランス語
「ジュニエーブル」の名で広まり、


 

そのさわやかな飲み口から、
利尿剤などの薬用としてよりも、

新しい味わいのお酒として人気を博した。

その後、ジュニエーブルは、
オランダ商人たちによって世界中に広められます。


 

大流行となったのがイギリスで、
「ジュニエーブル」が短縮されて
「ジン」と呼ばれるように。


 

ジンがイギリスに伝わったのは、
1689年の名誉革命に際して、
オランダ貴族であったウィリアム三世が

イングランド王として迎えられたときとされています。

 

この当時のジンは、雑味のあるグレーン・スピリッツに
砂糖を加えた甘口のものでした。


 

19世紀になって連続式蒸溜機が登場すると、
現在のような雑味の少ない、
洗練された辛口のジンが造られるようになり、


 

おもな生産地の名をとって「ロンドン・ドライ・ジン」
と呼ばれるようになりました。

 

現在、世界で「ジン」と呼ばれているお酒は、
ほとんどが英国風のドライ・ジンです。

 

一方で、ジンの母国オランダでも独自の発展を遂げ、
「ジュネバ」あるいは「オランダ・ジン」と呼ばれています。

ドライ・ジンとはまた異なる味わいで親しまれ、
ジンの2大潮流となっています。


 

ジンというお酒は、
「オランダで生まれ、イギリスで洗練され、アメリカが栄光を与えた」
と評されます。

 

これは、オランダで誕生した薬用酒、ジュニエーブルが、
イギリスに渡って洗練されたドライ・ジンとなり、

さらにアメリカに渡ってカクテルベースとして
注目を集めたという歴史を物語っています。

(引用元:楽しいお酒.jpより)


 

そんなジンも、クラフトジンと呼ばれる
様々なものが出ていて、
香りも楽しめそうです。

 

ボタニカルのアロマ部分を健康や美容に活かす
人に伝えるための専門の勉強がこの
アロマテラピーインストラクターコースですが、
ボタニカル好きの皆さんから

 

「ジンの香り比べ、飲み比べをしたいですね〜!」
というお話から、

 

では、試験が終わってからのお楽しみ&お疲れ様会という
名目でお約束をしたのでした。

 

アロマテラピーインストラクター履修証明書

「アロマインストラクター試験、頑張るぞ〜!」
「えいえいお〜!」
の写真です。


 

それから迎えた9月の試験
翌月に合格発表。
無事に全員合格しました。

 

晴れて、「ジンの会」決行です。

 

(お一人は、看護師さんで

昨今の事情から職場の方から

飲食を伴う集まりの規制があって、



泣く泣くご参加いただけなかったのが
残念でした〜)


 

ジンの香り比べ



気になるジンを持ち寄ったら、
こんなラインナップになりました。












タンカレーNo.10








TanqueryNo.TEN▼




【タンカレーNo.10】

1830年、チャールズ・タンカレーが
ロンドンでドライ・ジンの蒸留を
始めたのがその起源。


 

「今までにない高品質のジンを造る」
という強い信念のもと、
その夢を若干20歳で実現。


彼の死後、蒸留所は彼の信念とともに息子に引き継がれ、
今日に至るまで芸術的ともいえる味を守り続けている。


世界で6人だけが知っているといわれる製法や
レシピは門外不出。


 

使用ボタニカルは、グレープフルーツ、オレンジ、ライムなど






 
MONKEY 47▼

世界有数の蒸留技術と豊かな自然を擁する
ブラックフォレストの
プレミアムジンブランド。


ブラックフォレスト(ドイツ・シュヴァルツヴァルト)
原産の47種類のボタニカルを
全て手摘みして蒸留し、


 

欧州で最もやわらかく、
まろやかな水と称される
天然湧き水でブレンド。


最高品質・新鮮な原料・熟練した
最高の蒸留技術で古い陶器での熟成


“香水にもしてほしい香り”と
評されるほど華やかな香り。



 
Oholo▼

ohoro(オホロ):アイヌ語で “続く”


ニセコの地で生まれたこのジンが、
多くの方に親しまれ、未来永劫続くように
との
願いが込められている。


クリアでスムースでありながら、
芯のあるしっかりとした味わいに
軽やかなシトラスの香りを感じるような仕上がり


ニセコアンヌプリの良質な伏流水(軟水)に、
以下のボタニカルを使用。


ヤチヤナギ(北海道産)、ニホンハッカ(北海道産)、
ジュニパーベリー、 コリアンダー、アンジェリカルート、
オリスルート、リコリス、 カモミール、レモン、
オレンジ、柚子、ライム、グレープフルーツ



 

 
季の美

【季の美 京都ドライジン】


お米からつくるライススピリッツと
ボタニカルに玉露や柚子、
赤松や山椒など取り入れ、
伏見の柔らかくきめ細やかな
伏流水を使用


ジュニパーベリーの効いた
ロンドンドライスタイルに
「和」のエッセンスが加わる。


 

通常、ジンは全てのボタニカルを
まとめて
蒸溜するが、


 

「季の美」の製法は
11種のボタニカルを特性に応じて



「ベース(礎)」、「シトラス(柑)」、
「ティー(茶)」、「スパイス(辛)」、
「フルーティ&フローラル(芳)」、
「ハーバル(凛)」の



6つのグループに分類し、
別々に蒸溜した後にブレンドされている



 

ジンの会の様子

 


香りも味わいもこんなにも違うことに
驚きました。







飲めない人でも

薄ーく薄ーくわってから

舐める程度で、楽しめたのは



香りでまず堪能できたところ。

 





生徒さんがお詳しいので、
飲み比べの順番を
ナビゲートいただきました。



タンカレーから始まり、
モンキー、ohoro(オホロ)、季の美
という順番で。



私は、モンキーの華やかな
香りと味わいに
魅了されましたが、



ひと通り試した後、
最後にまた、タンカレーに
戻ってみると・・・



ジュニパーベリーの
キュ〜っとした
香りと味わいに



王道と言われる所以が
わかったような気がしました。




アロマテラピーインストラクター認定証を持った生徒さんたちと




アロマテラピーインストラクター認定証を
持った生徒さん達との写真。






ちょっと笑えますね…

 


改めまして、
アロマテラピーインストラクター認定
おめでとうございます!!









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