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2021年10月15日

【恋する石けんStory】苺の石けん

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苺の石けん

苺といえば・・・春ですよね。
4月に収穫した我が家の苺。

 

まず、苺に含まれる水分だけで蒸留して、(カプセル蒸留)
蒸留水に溶け込んだ芳香成分を取り出して
(FSEフレグランス)
保存性のあるフレグランスにしました。

 



 

写真の赤い液体がカプセル蒸留した液体。
茶色の遮光びんに入っているのが
蒸留水から苺フレグランスを取ったもの。

 



LSアカデミーの田嶋晴彦先生考案の
このFSEフレグランス法は、

 

市販の芳香蒸留水や自分で取った
芳香蒸留水からその香りを
フレグランスとして保存させる方法。

 

その方法を使って、
苺の芳香蒸留水から苺フレグランスを
作った一連の流れ。

 



このFSEフレグランス法を
フェールマヴィで受講くださったお二人は、
中学校の先生。

 

苺の蒸留水と残渣水の香りを比べたり
味を見てみたり、
香りの化学の勉強もしていただたり・・・。

 

カプセル蒸留苺

苺の水分だけで蒸留するセッティング場面。

 



うちの畑の苺。

 

元々は、家のベランダで鉢植えで、
育てていた苺。
畑に移植してこんなに増やしました。
(鉢植え時代も、
大きなプランターですずなりによく育ってくれました。
苺のプランター栽培おすすめです!)


 

 

自家製苺

プランターの苺からランナーが伸びて、
足一本分が入る、地植え部分が苺の小径風に。

 

苺は、ランナーを伸ばして
増えていくのですが、

 

来年度の苺のために
親でもなく、子供でもなく、
孫ランナーを次世代に繋ぐのです。

 

子供でも良さそうですが、
これはうちの経験則で。
孫ランナーを残して、
次の苺の季節に備えます。

 

鉢植え苺

お庭がない、畑がない・・・
大丈夫!
鉢植えでもこんなにすずなり苺が
楽しめます。
ベランダに1鉢いかがでしょう?


 

娘と苺

娘の中学生時代の懐かしい写真です。

毎朝、プランターの苺が、
朝食のヨーグルトに添えられて
いるのを楽しみにして育ちました。

 



苺の石けん。

 

不恰好で虫食いが少しあって
食べれなそうな苺を蒸留した後の残渣を使って
石けんを作りました。


 





 

これが4月9日の段階。

 

6ヶ月後の10月・・・
この石けんをお風呂用におろしました。

 

いつも新しい石けんをおろす時、
普段掃除をしない天井をきれいにする・・・という
ちょっとした儀式にしています。
気持ちがよく、スッとするから。

 

だけど今日、1番にお風呂に入った夫から
「今日の石けんな〜に?」と
ちょっと怪訝な声で聞かれ、
「苺の石けんだよ」と言ったら、

 

「これ、体かゆい、頭もかゆい」と
散々。

 

お肌に良いエラグ酸がどうとか、
机上の理論ではなく、体感が全て。

 

こうして我が家のレシピは
蓄積されているわけです。

 

私からしたら、こんなにもっちり泡の
使い心地の良い石けんなのに?と思うのに。

 

敏感肌の難しい家びと。
さらに私の石けんを使ってくれている妹ファミリー。

 

それゆえに、サスティナブルがテーマでありながら、
農産物の価値を高めるよりも
肌がどうか先にきて

 

なんでも石けんに入れる・・・
で片付けられない現実です。

 

苺の石けん

苺のフレグランスがうまくのって、
丸ごと苺を余すことなく使って、
泡立ちもっこり、すべすべした感じ、

 

使い心地はとても良く
あ〜、苺の石けんって思うのに・・・。


 

これは共用が難しい。
こんなこともあります


 

自家製苺
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