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フェールマヴィ

アロマテラピーを学ぶ上で、
精油の原料植物の学名を覚えることが
まず１つの関門だったりしますね。

 

学名は、属名と種小名からなっていて
私がアロマを学んでいた頃は、
「x」という記号はテキストに
記載がありませんでした。

 

今のテキストには記載があり、
私は講師でありながら
正直、この記号の意味を知らず

 

 

何だろう、ミスプリ？とまで
思っていたほどの愚かぶり。

 

農学博士木村先生が監修された投稿に
学名のことについての記載がありました。

 

”親の明らかになっている交雑種で
「国際藻類・菌類・植物命名規約」では
少なくとも片親だけでも明らかな場合
命名に際して「x」記号をつけることができる”

さらに以下のような解説が。

 

”ローズ精油の原料
Rosa✖️damascena：命名時から交雑種とされる。

キャベジローズ
Rosa centifolia：原種として命名
後に遺伝子解析などで交雑種とする
様々な見解が発表されているものの
新たな学名が付けられるに至っていない。

 

交雑種の両親を明記するには
両親の学名を「x」でつなげる。

ジンジャーミントの学名：
Mentha✖️gentilis

 

コーンミントとスペアミントの雑種でもある。
Mentha arvensis✖️Mentha spicataと
表記も可能

 

学名を記載する際に「x」記号を
勝手に加えたり省略したりすると
別な植物を指すこともあるので
正しく記載することが大切。”

（出典：（公社）日本アロマ環境協会機関紙No.97）

 

ネットで調べてはいたのですが、
出版物に記載を見つけると着地できます。
疑問がとけてすっきりしました。

 





畑で育てているレモングラス
身長153センチの私と
ほぼ同じくらいの高さに。

 

学名は、Cymbopogon citratus 　　　
Cymbopogon : オガルカヤ属 　　　
citratus : レモンのような

Cymbopogon の語源は、
「cymbe（舟） ＋ pogon（ひげ）」 

 

学名って本当、面白い！

 

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