QOLスクール&Labo
フェールマヴィ

3月8日国際女性デー
イタリアでは、「ミモザの日」
Festa della Donna（女性の日）

 

ミモザはイタリアに自生する身近な花で、
貧富の差に関係なく誰でも女性に
感謝の意を表すことができると
贈られる花がミモザと決まったそうです。

 

さて、そんな春を迎える
日本国内でもコロナウイルスの件で
様々な対策を余儀なくされる状況で、

 

外出時のマスク
日常的には手洗い、手指の消毒を
されているかと思います。

 

頼りにしたい市販品の消毒関連グッズ、
消毒用エタノール、無水エタノール
スピリタス（９６度あるウォッカ）も
瞬く間に入手困難。

 

スプレー瓶、耐アルコール性の
プラスチック容器類さえも
品切れ状態が続いています。

 

教室では、そういった
お困りの方々に
レッスンのない時間帯で
オープンラボという形で
必要なものを作るお手伝いを
させていただいています。

 

電車の釣り革や手すりに捕まった後や
公共の場所で、無意識にどこか
触れてしまった時など

 

すぐに手洗いができない場面って
多々ありますよね。

 

今までならそんなに気にしなかったことも
今この時期だから気になることです。

 

そんな時に携帯できる
抗菌ハンドジェルは大活躍！

　材料▼

【分量】　100ml分
・キサンタンガム　1g
・グリセリン　小さじ1
・無水エタノール　60ml
・芳香蒸留水または精製水　35ml
（月桂樹、レモンマートル、ヒノキ、ローズ、タイムなど）
・精油　10滴
（ティートリー、ラベンダー、レモングラス、
レモン、ゼラニウム、パルマローザ など）

1)ティートリーだけ
2)ティートリー＋ラベンダー
3)ティートリー＋レモン
4)ティートリー＋レモングラス＋レモン
5)ティートリー＋ラベンダー＋ゼラニウム
などティートリーを中心に
精油合計10滴になるようにブレンドする。

 

　作り方▼

1.ビーカーにキサンタンガムを入れ、
グリセリンを入れてよく混ぜる。

2.別のビーカーに無水エタノールをいれ、
そこに精油合計10滴をブレンドしよく混ぜる。

3.2を1に入れてよく混ぜる。

4.芳香蒸留水を加えてよく混ぜる。

5.作成日、内容物を記載したラベルを貼って完成

アルコールに弱い方は、これまでの経験上では
全体量の10%に抑えると問題なく
使えている状況です。

 

ただ、コロナ対策を考えると
アルコール濃度を抑えて
精油だけでなんとかするというのは
非現実的。

 

（精油の効果はインフルエンザに対する有効性
知見データはありますが、
ここで説明できる濃度や使い方ではないため）

 



記載レシピは
アルコール濃度に
重きを置いています。

 

コロナウイルスは、
エンベロープウイルスで

 

アルコールがその膜を壊して
ダメージを与えるため
アルコール消毒が有効。

 

（同様に石けんでの手洗いも
この膜にダメージを与えることができる。）

 

少なくとも60%のアルコールを含む
ものが必要とのこと。
（参考：CDC（アメリカ疾病対策センター））
日本の厚労省は、70%と述べています。

 

これらを参考に
上記記載レシピは、
アルコール濃度60%として
少量でも伸びが良いように
処方おこしをしています。

 

石けんで手洗いができる状況でしたら
過度に抗菌ハンドジェルを使用せずとも
丁寧に徹底をすることが大切だと
個人的には思っています。

 

石けんの手洗いは
指と指の間、
指先など丁寧に。

 

そのあとの保湿も大切ですね。

 

【免責事項】
本ページに掲載する情報を利用することで
発生したトラブルに対して、
一切責任を負いません。
レシピを参考に作られる場合は、
自己責任で行ってください。

 



 

 


 

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