【石鹸の旅】インドアーユルヴェーダの石けん（medimix）

2018年04月05日

【石鹸の旅】インドアーユルヴェーダの石けん（medimix）

市販の石けん手作りコスメ・石けん学

「これ、すごいにおいがするんです！！」
とかわいいお顔をクチャクチャにして
手渡してくださった石鹸。

ご主人が赴任先の地で
お土産として買ってきてくださったもの
だそうですが、（人気商品）

とても強い香りと、
その強烈な色に驚かれて
私の感想を聞いてみたい、
使って欲しいとのことでした。

昨秋にいただいてすぐに使い始め
記録に残したまま
記事にするのが遅くなりました。

＜商品名＞
＿＿＿＿＿
medimix
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18ｰHERB AYURVEDA
everyday skin protection

インドの伝統医学（世界3大医学の１つ）
「アーユルヴェーダ」の
考え方に基づき処方されたハーブの石鹸。

アーユルヴェーダは、サンスクリット語の「Ayuh（生命、生気）」と、
「Veda（知識、学）」からきた言葉で、

生活の知恵、生命科学、哲学の概念も含まれており、
病気の治療と予防だけでなく、心身のバランスも含めて
より良い生命を目指す伝統医学。

18herbs（18種類のハーブ）
ショウブ、ベチバー、グッグル、ツルウメモドキ
コリアンダー、クミン、カンゾウ、カーチ、ルリマツリ
パクチー、サルトリイバラノン、ヴィダンガム、
サリバ、バーベリー、ヒマラヤスギセダー、
ニーム、ブラッククミン、シャンプージンジャー

これらのハーブが
原材料の記載にある
「Herbal　extract　mixture」として
集約されています。

ハーブ抽出物です。

その他に「Fragrance」（香料）とあるので、
この強く感じるかおりは、ハーブ抽出物だけでなく、
何らかの香料（精油などの天然物も含む）が
入っていることになります。

これは、薬草のにおいなのでしょうか。
私にはわかりません。

昔いった、インドネシアのホテルの香りを
思い出します。
1度かいだら忘れられない、
インパクトがある香り。

ココナッツ油、パーム油といった植物油と
苛性ソーダで鹸化して作られた石鹸ですが、

洗浄力、泡立ちをよくするために
台所用や洗濯用またシャンプー用でよく使用される
アニオン系界面活性剤AOS
（α-オレフィンスルホン酸塩）が添加されています。

また、キレート（泡立ちを妨げる成分を封鎖）の役割として
Sodium　silicate（ケイ酸ナトリウム）

クレイ（China　clay）や着色剤（使用制限あり）が
配合されています。

インド、シンガポールでは、あせも、ニキビ、水虫、体臭が気になる、
足の匂い軽減に役立つドクターソープとして人気とのこと。

高温多湿の地域で、
体臭が激しく、ギトギトの汗をかいているような
肌質の人が

その地域で使う石鹸として
人気があることを私も使用して
実感しました。

想像すれば、このぐらい
インパクトのある香料でないと
体臭は軽減（マスキング？）されないし

このぐらい洗浄力と泡立ちと
洗い上がりの肌のツルツル感がなければ
汗がまた噴き出してくる、

汗と皮脂とまじった汚れを
落とせない。

石鹸の表面を指だけでちょこちょこっと
回しただけでよく泡がたちます。

手だけでよく泡がたつし、
ケイ酸ナトリウムの作用か泡に
ねばっとした粘度も感じられます。

顔を洗うとツルツルになりますが
つっぱるほどではなく、

タオルドライした後は、なんだか
さらさらした手触り、
見えない粉のようなヴェールで
覆われているような感じがあります。

恋する石けん探究コース
「クレイの会」で作る石鹸と
使用感が似ている感じ。

だから、あう方にはとてもよくあい、
お気に入りになるし、

あわない方には、
刺激を感じるかもしれません。

「クレイの石鹸」は、種類にもよるのですが、
これまでの教室の統計で68事例から
7（合う、好き）:2（合わない、刺激を感じる）
:1（どちらでもない、普通）の割合です。

「合う、好き」の肌の方は、
熱狂的に好きな素材で
そればかり作られているほどのもの。

アーユルヴェーダの石鹸は、
教室においておきますので、
使ってみてくださいね。

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【おまけ】