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2020年10月02日

バジルウォーターを作る、比べる、使う

【News】 【アトリエ(自宅サロン含む)のひとこま】 【使うハーブ】ハ行

秋のバジル

最終収穫期を迎えたバジル
柔らかい葉は、食用に加工して
硬い茎や花部、虫食いの葉部だけ取り出しました。

 

花言葉は「好意、好感」です。

 

バジルの茎と花部

この部分が蒸留用↑

 

蒸留に際して、蒸留器3種類での
香りの違いを比べてみました。

 
1.純引
(陶器製スティーム法)

 江戸時代の蘭引きの現代版

2.ピュアスティーラーミニ
(ガラス製電熱式スティーム法)

3.ハーブウォーターメーカー
(ガラス製キャンドル式ハイドロ法)

 

 

純引き

1.江戸時代の蒸留器「蘭引き」の
流れを汲み取って現代版として作られた
実用新案特許取得の「純引」

 

この蒸留器の素晴らしいところは
植物塔にかさばる生葉をたくさんいれられるところ。

 

そして何より冷却槽側面の
結露が1滴も混入しない設計に
なっているところ。

 

空気中には様々な微生物が
存在し、結露混入は劣化腐敗を
早めることにつながるので
その点に最大の注意が払われている

 

また香りの染み込まない土と釉薬を
何度もの試験にパスして
天然釉薬で副生物が出ないように
なっています。

 

そのため、作りが重厚で
臼のように重たいですが

 

上質な香りの水を取りたい時は
純引を使っています。

 

取れたお水は「気水」
呼んでいます。

 

ピュアスティーラーミニ

2.ピュアスティーラーミニ
(私たちの間ではR2D2と読んでいます。)

 

精油を取りたい時は
これを使っています。

 

バジル蒸留水

上部に薄らと精油の層が
見えます。

 

ハーブウォーターメーカー

3.ハーブウォーターメーカー

 

キャンドルの炎で
低温でゆっくり
蒸留していきます。

 

芳香蒸留水

3種のバジルウォーターが揃いました。

 

香りの評価は、
主観的な好みや嗜好性によりますが、

 

私は、フレッシュでグリーンな香りが好み
青臭い感じのハーブウォーターメーカーが
「いい香り」と思ったのですが、


 

娘はその青臭さが嫌だといい、
少しフローラルニュアンスの
「純引」でとった蒸留水がいい香りとのこと。

 

これなら肌に使ってもいいとまで。
(バジルは、外用という概念がありませんが)

 

ピュアスティーラーミニは
精油成分が多く含んでいるため
少しツンとする感じがありますが

 

バジルらしい香りで
お腹が空く香りだと感じるとのこと。

 

夫は、そのどれも「臭い」といい、
「これ何なの?」と
バジルだとは
思わなかったよう。

 

こんな風に大きく意見が別れた
バジルウォーターでした。
(スイートバジル)


自家製バジル

 


英名:Sweet basir
学名:Ocimum basilicum

 

【バジルの語源】
ギリシア語の「王」という言葉
「バシレウス」に由来という説
一方
空想上の生物「バジリスク」の
毒を消すとされたことに由来という説


 

神経過敏、呼吸器系アレルギー、
抑うつ、消化トラブル、ストレスなどに。

 

花粉症または喘息に対して
バジルのハーブウォーターと
ジャーマンカモミールのハーブウォータと
組み合わせると良いとのこと。

 

心理感情適応症としては
自信を喪失しやすい、または欠如している
情動を消化できない、みぞおちが硬くなり
気が滞っている時に。

 

バジルの種子は水分を含むと乾燥状態の約30倍に膨張。
ゼリー状の膜に包まれる。(グルコマンナンを多く含む)
日本には最初、種子が漢方薬として輸入され、
ゼリー状の物質により目の汚れを取り去る目薬とされた。
別名:メボウキ(目箒)


 

(参照元:
美容と健康のためのハーブウォーター・ハンドブック 
東京堂出版、Wikipedia)


 


 


 

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