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2014年05月16日

【手作り石けんアドバンス卒業作品発表No.8】第1期

【イベント】 【恋する石けんStory】生徒さんの石けん 【石けんラッピング】 恋する石けん探究コース 生徒様の声、講座感想

 

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昨年11月に開催しました
手作り石けんアドバンスコース卒業制作発表会
参加者のプレゼンテーションと作品をご紹介しています。

 

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【石けんの銘】
松風

 

【コンセプト】
卒業制作で是非使いたかったサルバター
きめ細かくしっとりした泡
上品なしっとり感のある洗い上がりに
とりこになりました。
(アドバンスコースのLesson2「バターの会」にて)

 

沙羅双樹のサルバター。
今回も前回(4年前のベーシックコース)の修了制作に引き続き
能の演目から銘のヒントを探しました。


 

沙羅双樹といえば平家物語ですが、
なかなか平家物語の中から
イメージするものがありませんでした。



サルバター(沙羅双樹)のイメージからは
はかなさ、無常観からイメージを膨らませて
秋の季節曲である(発表会の季節)松風を選びました。


 

秋の夕暮れに旅の僧は須磨の浦で月下の汐汲み(今で言う塩作り)
を終えた松風、村雨の2人の海人に出会います。
(この2人は実際はお化けです..)


 

海に移る月を汲む(汐を汲む)幻想的な場面.
非常に美しい曲であり大曲です。


 

松風と村雨は姉妹で松風がお姉さんで
2人とも行平に愛されたのです.


 

汐汲みの場面で「一つの月に月影二つ.」
汐汲みおけそれぞれに月が写る.


 

切なく美しい場面ですが、意味深な表現ですよね.
これが700年も前の曲なんて。


 

百人一首の行平の歌。
立ち別れ
いなばの山のみねにおふるまつとしきかばいまかえりこむ」
この歌も象徴的です.




在原行平(在原業平のお兄さん)に
愛された松風が行平の形見の狩衣と烏帽子をつけて
恋の思い出に浸りながらだんだんと半狂乱になり
松を行平と思ってしまう。
それを村雨がなだめる。


 

能に良くあるパターン。
2人の海人は旅の僧に供養を頼み夢の中へ去って行き、
「夢も跡なく夜も明けて村雨と聞きしを今朝見れば。松風ばかりや.残るらん。」
最後は村雨にも似た松風ばかりや残るらん。と終わります.


サルバターから私のイメージです.

 

その他のオイルも
カレンデュラ、スウィートアーモンドと
美のオイルを選びました.


 

「松風」からデザインは松の緑、
月夜の墨色(炭)と
月の黄色カレンデュラインフューズドの色を選びました。


 

正確にはビジュアルのイメージは
汐汲みのシーンです.


 

香りはサンダルウッド、ジュニパー、ローズマリーを。

 

今回は、誰かのため(子どものため、主人のため)や
何かのため(洗顔、保湿など)ではなく
単純に材料からイメージを勝手に膨らませて作った石けんです。


 

レシピを組み立てる新しい試みでした。
これもまた、創作作業として楽しい時間でした。

 

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千葉県我孫子市より通学してくださっていたRさん。
私が横浜に戻ってきてたばかりの頃2008年に
初めてお教室の門をたたいてくださってからのご縁です。

 

2009年から手作り石けんをアロマのレッスンメニューに加えて
2010年に最初のベーシック修了生を出しましたがその時のおひとり。

 

修了制作の石けんも、
こんな風に熨斗紙風ラッピングされていたことを思い出します。
(当時はまだアドバンスコースがなく、
現在のベーシックコースだけで発表会をしていました。
名前も ” 石けんお披露目会 ” !! 懐かしいでしょう。→★★



 

***********
1.手作り石けんやアロマに興味をもたれたきっかけはなんでしょうか?

元々は、次男の肌が弱かったので石けんジプシーをしていましたがなかなか納得できるものがなかった事.
アロマもインストラクターの資格まで一気に取ってしまいました.
今は、化粧水などを作ったり、家事も含めてアロマライフ、石けんライフを楽しんでします.

 

2.このサロンをどうやってお知りになりましたか?
インターネットで先生のブログを見つけて、初めはアロマレッスンを受けていました.

 

3.初めてサロンの講座を申込まれた時のきっかけを教えてください。
 2とも重なりますが、その当時も一人で石けんを作っていたのですが、
なかなかうまくいかず、そのころ石けんレッスンを始められたので
もう即決で受講を決めました.


 

4.講座の中で楽しかったこと、またお役にたったことがあれば教えてください。
なんと言っても、一人では実験できないほどさまざまな素材での石けん作り.
配合パターンを変えて石けん作り.

同じ条件でもトレースが出るまでの時間が異なったり、
混ぜ方が本当に千差万別でとても勉強になりました.

また、手での撹拌の15分寂しくない.おしゃべりしながらであっという間.

 

5.初めて自分のオリジナルの手作り石けんを作った時のご感想と
アドバンスコース卒業でオリジナル石けんを作ったご感想をお聞かせください。


サルバターに魅せられての、レシピの組み立て.
能の演目、松風からインスピレーションを得て材料、
使用感を選ぶのはこのような制作発表という特別な場合しか作ったことが無かったので
貴重な経験でした.普段は使用感がまず優先だったので.

香り、デザイン、ラッピングも含めての松風の風景描写、女性像などまで表現できたかは難しいところですが、
レシピ作りに関して新しいアプローチ法が学べたことがとても良かったと思いました.


 

7.教室に通いはじめて、ご自身の中で何か変化はございましたか?
まずは、何より石けん作りの基本的なことが学べた.
デザインなど今まで興味の無かったところも挑戦するようになった.
家族の石けん生活洗脳が大成功?!し、
家族でいろいろ感想をいいながらのお風呂タイムなどが楽しくなりました.


 

8.これからのご自身の展望や計画などありましたらお聞かせください。
アロマテラピーのインストラクターの資格も生かし
将来自宅でレッスンなどができたらいいなと思っています.


(千葉県在住 40代 主婦 MR様 ブログ→★★

***************

ありがとうございました。
私もMRさんから、たくさんの学びをいただきました。
心よりお礼申し上げます。

Faire ma vie 末吉 真由美 

るんハンドメイドソープアドバンスコース
  卒業制作発表会風景(⇒★★  )




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