植物アロマで半晦日の夜を過ごす

2021年06月30日

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いよいよ上半期も今日で終わり。
6月最後の日となりました。

6月は「水無月」といいますが、
「風待月」という呼び名もありますね。

”蒸し暑い日々の中で　風を恋しく待ち、
ほんのささやかな風にも喜びを感じる”

そんな意味からつけられた言葉ですが、
この6月というひと月を、ささやかな風に
喜びを感じて過ごしていたかなぁと振り返っています。

今日は、半期の晦日。
12月31日の大晦日には
１０８つの煩悩を振り払うのと同じように
さまざまな浄化を行うのに最適な日です。

心と身体に溜まった邪気、
いらない感情など
スッキリ落とすように・・・。

今日は、ゆっくりお風呂に入ろうと思います。

お風呂のお供は、

ラベンダーの石けん。
ラベンダーオイルから作った
くすんだグリーンのラベンダーの香り高い石けんです。

ラベンダーの学名は
「洗う」という意味からきているので、
こんな日にピッタリ。

浄化風呂

植物アロマバスソルト

・天然塩３００g
　（大浄化のお風呂のために）
・芳香植物寄せ集め
　ラベンダー、メリッサ、ローズマリー、ゼラニウム、
レモニー（レモンマリーゴールド）の葉

レモニーは「Lemmonii」
写真に記載したスペル間違えました（苦笑）

葉にとても甘く惹きつける香りがあり、
（レモン様の香りではなく）
恋する石けんの香りのためにフレグランスを
作っています。

鉢植えですが、根から分泌する液が
ナメクジ避けの働きがあります。

ハーブを適当な大きさにちぎって
天然塩と合わせて、よく混ぜる。
ティーバッグに詰めて湯船の中へぽん。
浄化風呂です。

上半期、心身に溜まってしまった
邪気や穢れ、要らない感情などを
浄化してくれますように。

狭〜いお風呂も、キャンドルを灯すと
空間が広がるようにゆっくりできます。

家族には、「よく暗い中でお風呂入るね〜」と
言われますが、とっても休まる時間です。
だからお風呂はいつも１番最後。

お風呂のこの愉しみは
残念ながら家族と共有できませんが、

今日は、お風呂の中で
大切な人たちを思わずにはいられません。

歌人であり細胞生物学者でもある
永田和宏さんの言葉。

「家族」とはなんのなのだろうと考えるとき
私には　家族とは時間を共有するものの謂である
という思いが強い。

血を分けた子供という言い方があるが
血を分けたなどと身体が感じることはあるまい。
それはあくまで頭で考えることである。

配偶者や家族が自分にとって
大切な切実な存在であるのは

これまでにほかの誰のものでもない
自分たちだけの時間を共有してきたことによるのだろう。

それを記憶とか思い出とかと呼びかえてもいいが、
記憶、思い出という言葉が
一人の回想に比重のかかっているのに対して

時間の共有というのは
思い出すという共同作業なのである。

「そろそろヤナギマツタケが出る季節ね」
と言えば
「東大和のプラタナスの並木で袋いっぱい採ったな」
などと相槌を打つ。

事柄ではなく　あくまでデテール。

そのデテールの中にこそ
共有する時間は　すっと　立ちあがってくる。
そんなふうに共有してきた時間は

家族二人で3人で4人で・・・
話題にしてこそ意味がある。