【アロマ知識】パルファンと精油


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私の好きな精油のひとつ ローズウッド 。

ブラジル・ギアナの広大なジャングルに自生していた植物。
一時の大伐採により、現在では枯渇植物として
いろいろな問題を抱えている品種のひとつ。

一時の大伐採に関係しているのは・・・
あの一世を風靡した香水 シャネルのNo.5

この香水にはローズウッドも
原料に使われていました。

関係ないけれど、ちょうど同じころ、
(大学生の頃でした)
口紅は青みがかったピンク色が流行り、
シャネルの○○番 ディオールの○○○番 を
似合っているつもりで してたっけ。

ローズウッド

リナロールという成分を70%以上含む高品質な精油で
香料業界ではリナロールの原料として多用されていたもの。

現在では、必要以外は、
合成リナロールなどに変更されています。

そのローズウッドの精油が
どれほど貴重なものであるか
容易に察しがつくことです。

2月に (社)アロマ環境協会の
文化委員の選考会があり、
委員長のT氏と面談しました。

その折に、質問されたことなのですが
私のバックグランドから
パルファンという観点の香りと精油の香りの違いは
どんなものだと思われますか。と。

これって まさに
私がいつも考えていること。

びっくりしました。

私にとって、パルファンの香りは、
「他者へのアピールや他者へのメッセージ」

もっと具体的にいうと
「精油の香りが自分の脳へのメッセージなら
パルファンの香りは、他者への脳へのあいさつ。」

いわば

「TPOに応じたお洋服をまとって
自分を出すようなもの。」

そんな風に考えています。

「自分の脳へのメッセージ」
そう考えると、自分の好きな香りを選ぶ
ということは大事なことです。

ローズウッドは好きな精油だけれど
枯渇植物として、ブラジルでは
伐採1本ごとに16本の植樹が義務付けられているぐらい
貴重な地球資源。

使う時は、心して。

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ローズウッドの代替えとして
脚光を浴びている ホーリーフ・オイル

ただ、この種そのものも
多く栽培されているわけではないので
貴重な精油といえますが

採油率はローズウッドに比べて若干多く、
主な産地は台湾・日本・中国と近隣で
今後の推移に注目が集まるところ。

どちらもクスノキ科の植物で
香りがとても似ていますが、

ローズウッドは
華やかなフローラル調が どことなく記憶に残る感じ

ホーリーフは
さわやかなフローラル調な香りが印象的です。

どちらもわずかにカンファー臭があり、
第一印象は、もちろん「木」。

その「木」の香りから
フローラルな雰囲気が漂ってくるのです。

環境保護の観点から
ローズウッドを販売しないという
お店も多く見かけるようになりました。

もし、手に取る機会がありましたら
自然の恵みの1滴に
どんな思いをこめられるでしょうか。


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